リノッタとは

成功事例

株式会社ハウシード

劣化度や予算で使い分ける”原状回復”と”リノベーション”。それぞれのポイントを徹底解説

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間取り

Beforeその①~原状回復の場合~

こちらのお部屋はLDKに洋室が1部屋、和室が1部屋の2LDKの間取りでした。
お部屋の状態もそこまで悪くはない為、間取りを変えない
原状回復工事をすることに決めました。

ここでのポイントは「和室」と「LDK」です。
和室があるお部屋は洋室に変えることが勧められますが、
今回は予算の関係でそのままにすることに。
新築の注文住宅でも和室や畳を導入する方も多いことを考えると、
和室も魅せ方次第で魅力的に変えられそうです。

また、現代の生活様式を考えたときに
「nLDK」という間取りであることは必須になってきます。
グリーンハイツ厚原301 - リビング
グリーンハイツ厚原201

Beforeその②~リノベーションの場合~

もう一つのお部屋も特別劣化が酷いというわけではありませんでしたが、
3DKという間取りはそのまま原状回復にしても
なかなか入居がつくことが難しいと考え、リノベーションを決めました。

また、収納の仕様や数にも改善の必要があると考えました。
グリーンハイツ厚原203 - 南西洋室
間取り

リノベーション部屋の新しい間取り

リノベーションをする部屋はDKと洋室の壁を抜いてLDKに。
また和室を洋室に、北洋室とLDKの間には壁を造作することで、
各部屋はプライバシーが守られた空間に。
「開放的なLDK」に、「プライバシーを配慮した寝室」
これがまさに現代の生活様式です。

問題となっていた収納も、北洋室にウォークインクローゼットを、
南洋室にオープンクローゼットを造作することで改善しました。
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LDKはデザインと照明でオシャレに変える

リノベーション部屋は緑をアクセントに、大胆さとナチュラルさを持ち合わせたスタイルに。
原状回復部屋はグレーを基調に古さを感じさせない落ち着いた空間にしました。

ここでポイントとなるのが照明と木枠。
どちらも普段の生活の中ではそこまで気にする部分ではないですが、
部屋の印象を大きく変える役割を担っています。

リノベーションのお部屋はダウンライト照明に変え、
普通の賃貸とは違ったワンランク上の雰囲気に。

原状回復のお部屋は電気工事を伴わないシーリングライトですが、
調色付きの照明に変えることでより雰囲気のある、暖かみが溢れた空間に。

また、廻り縁や窓枠、巾木などは白に塗り替えることで、
一気に新しい雰囲気に。
アクセントのカラークロスの調和が取れ、洗練された空間になります。
原復部屋も巾木はそのままですが、窓や天井の木枠は白に塗装したことで、
グレーのデザインが上手く馴染んでいます。

逆に、木部の色を茶色のままにするときは、
デザインクロスはあまりおススメしません…。

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キッチンは白に統一!

続いてはキッチン。
写真ではあまり分かりづらいですが、
左がキッチンを新調したリノベ部屋、右が既存のキッチンをリニューアルした原復部屋のものです。

リノベーションをするのであれば、設備は新品に変えていただくのがおススメですが、
既存のキッチンでも、扉に白いシートを貼り、取っ手を金属のものに取り換えるだけで、
新しく、オシャレに見えます。
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浴室も新品とリニューアルで使い分け

浴室も裸で利用する場所なので、できれば新品のものに変えたいところ。
でも原状回復のように予算を抑えたいときは、リニューアルがおすすめ。

リニューアルの内容は、
壁1面の貼り替え、床シートの貼り替え、鏡とシャワー、照明です。
特に壁のデザインシートと鏡が大きく印象を変えてくれます。
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洋室のポイントは収納とデザイン!

最後に大きく変わった洋室のご紹介。
洋室に変わったリノベ部屋の注目すべきポイントは収納!
押し入れを取り壊し、新たにスペースを少し大きく取って壁を造作。
ウォークインクローゼットになるように収納を作りました。

現代では服をハンガーにかけて収納するのが主流ですから、
クローゼット収納が圧倒的に需要が高いです!

一方和室の方は、予算の関係で押し入れは残すことに。
ですが、デザインを工夫して襖紙はライトグレーを基調としたモダンなデザインのものをチョイスし、
木枠は白に塗り替えることで、一気に古臭い雰囲気を消すことができました!
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オーナーウェブ用

原状回復とリノベーションの選び分け

気になるのは成約日数ですが、なんとどちらも工事中に成約!

家賃はリノベーションの方は5,000円もアップさせることができました!
また、原状回復部屋の方も、普通の原状回復では家賃を下げざるを得ませんでしたが、
リノッタを使い、ポイントを適切におさえた原状回復で家賃を据え置きで提供することに成功。

リノベーションとリノッタの原状回復、どちらも空室改善には有効であることが分かりましたが、
どちらを選択すれば良いのか困りますよね。
一番分かりやすい判断材料としては、設備や間取りの状態です。
設備を総取り換えしなければならない状況であれば、迷わずリノベーションすることをおススメします。

また、オーナー様の予算や資産状況とも相談して選択していきます。
リノベーションの方がイニシャルコストが高いですが、
長期的に考えるとランニングコストを抑えることができ、
尚且つ家賃もアップさせることができます。

リノッタでは、原状回復とリノベーション、どちらがより効果的であるか
工事前に比較することができるので、
是非リノッタを導入している管理会社に相談してみると良いでしょう。
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