今回は築40年のRCの物件の名称、エントランス、室内をトータル的に改修を行い物件価値を上げることに
成功した事例をご紹介させて頂きます。
☆物件概要
構造:RC造
施工年:1980年4月(築39年)
総戸数:21戸
物件名称を変更
旧名称:音頭ビル
新名称:COMODO KANAZAWA EKIMAE
→意味はイタリア語で「快適な」
○快適な住空間を提供
○利便性抜群の金沢駅前
ブランドを象徴した名称にしました。
☆ビフォー/室内
標準的なお部屋のため差別化が難しいお部屋でしたが比較的綺麗な状態だったため、
既存利用できるものは残す方向でリノベーションのプランニングを行いました。
★アフター/室内
ターゲットを法人契約の30代に設定
ホテルのような上質な空間に仕上げました。
シルクのような光沢のあるクロスを選定しリノベーションを行い賃料は4,000円アップしました。
そしてさらに可動棚を設置。さらに室内のグレードアップにつなげました。
☆ファサードの改修
ファサードとはその建物を正面から見た外観のことをいいます。
その建物の顔となる部分で、物件のステータスやグレードを象徴する、建築デザインでは最も重要な部分となります。
共用廊下は表層リフォームを行い、今までの白色のありふれた壁紙にデザインを入れることで印象力アップにつなげました。
また、電球色のダウンライトに変更することで印象が変わり夜の雰囲気なども高級感のある仕上がりになりました。
今回行った改修をまとめますと・・・
・エントランスデザイン改修
・エントランスオートロック新設
・物件名称変更
・ロゴ開発
・共用廊下デザイン改修
・お部屋のワンポイントリノベーション
・オーダー可動設置棚新設
上記内容を行うことにより、21室中、5室空室であったのが、全て満室となりました!
空室対策と聞くとお部屋のリノベーションへ目が行きがちですが、物件名称や共用部もトータル的に
見直すことで建物自体の価値とブランド力アップに繋がりますので是非とも参考にして頂ければと思います。
今回の内容は、動画にてより詳しく説明しておりますので是非ご覧ください!!