前回の記事「長く稼げる賃貸の収益物件の特徴とは?」に引き続き、今回の記事では、具体的な対策方法について解説させていただきます。
「8つのレシピ大公開!」ど題して、どのように収益物件を作るかを解説させていただきます!
空室率が増加して、今の時代、高入居率の維持は至難の業だと言われています。
不動産投資を行う上で、所有している物件で「長く稼げる」ということはとても重要です。
それでは実際に、「長く稼げる収益物件」はどのようにして作っていくことができるのでしょうか。
8つのレシピは以下の通りです。
◆レシピ1.デザインを入れながらコストを下げる
前回の記事で解説させていただいた通り、空室対策のためのリノベーションは、コストが膨大にかかるかと思われるでしょうが、実はデザインを取り入れながら、コストを抑えて物件を甦らせる事ができます。
そのためにはいくつかの工夫がありますので、以下の内容を参考にしてください。
ー耐久性の高いクロス
コストをかけて、大きな支払いをしないと、内装のリノベーションはできないかと思われがちですが、実は工夫を施してコストを抑えてオシャレに内装を変える事ができます。
デザインの施したリノベーションは、コストをかけずに、他の物件と差別化することができます。
▼参考にこちらの記事をご覧ください。
ー傷が目立ちにくいフロアタイルを選ぶ
ー照明にLEDのダウンライトに使用
◆レシピ2.適切なメンテナンスを行う
ー定期的な清掃やメンテナンス
ー予防メンテナンス
ー復旧メンテナンス
◆レシピ3.メンテナンスコストの管理
「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ3」として、メンテんナンスにかけるコスト管理について解説します。
資産価値を維持するためには、メンテナンスのコストをしっかりかける事で、結果として低コストで物件を維持していくことにつながる事があります。
特に、費用対効果を意識して、トラブル予防のためのコストをかけていく事が必要です。
ポイントを押さえて、メンテナンスコストの管理について見て見ましょう
ー費用対効果を意識
メンテナンスを行う際に費用対効果位を意識することが大切です。
コストをかけないようにするために、メンテナンスを怠っていて、トラブルが発生して結果として大きな修繕費用がかかってしまう事があります。
だからと言って、メンテナンスに大きな金額をかける事は躊躇されるでしょう。
そこで、日頃から費用対効果を意識する事が重要になります。
ー試算価値を維持する
ートラブル予防のためのコスト
予防的なメンテナンスが行き届いている場合、トラブルが発生した際のコストを控える事ができます。
よって、予防的なメンテナンスにある程度のコストをかける事はとても重要だと言えます。
また、トラブルが起きた際の修繕費のための積立も日頃から物件の管理のために維持費の予算に加えておくことが必要です。
◆レシピ4.メンテナンスをしないリスク
「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ4」として、メンテんナンスをしない場合のリスクについて解説します。ー住人の不満
メンテナンス不足では、住民から以下のような不満が上がるリスクがあります。
・清掃不足
・狭い場所や目につきにくい場所の掃除
・共用部にゴミが置きっぱなしになっている
・設備の故障や不具合
これらの事が、住民の不満の原因になります。
ー修繕費用の上昇
長期に渡ってメンテナンスをしないでいると、設備の故障やトラブルがおこり、大きな修繕費がかかったり、細かい修繕費がかさんでしまうリスクがあります。
ー空室率の上昇
メンテナンスを怠っている物件は、入居率が下がり、投資に悪影響を及ぼします。
新たな入居者が見つからないリスクと、今いる入居者が退去してしまう、両方のリスクを抱えることになります。
◆レシピ5.適切なメンテナンスのスケジュール
「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ5」として、メンテナンスを行う際のスケジュール管理について解説します。
メンテナンスを行うために、適切なスケジュール管理が必要です。
ー月次メンテナンス
月次で行うと良いメンテナンスは以下のようなものがあります。
・エレベーターの点検
・衛生設備の点検
・電気設備の点検
これらのメンテナンスは毎月定期的に行う必要があります。
ー季節毎のメンテナンス
季節に合わせて
・外壁と屋根のメンテナンス
・ガーデンや植栽の維持管理
などのメンテナンスを行います。
専門業者への依頼を定期的に組み込むことも良いでしょう。
ー年次メンテナンス
・建物全体の更新点検
・設備機器の調整
・建物設備の更新
などの重要なメンテナンスを年に一回行います。
またメンテナンスや点検を行なっていることを、入居者に報告する事も良いでしょう。
◆レシピ6.メンテナンスの効果
メンテナンスの効果として、これまでに挙げたような定期的なメンテナンスを行い、細かい視点でトラブルの芽を積んでおくと、さまざまな効果があります。①コスト削減
トラブルが起こりにくくなり、結果としてコストを抑える事ができます。
長く稼げる収益物件の条件として、コストの削減は必須です。
②入居率の向上
物件が綺麗で良好な状態で保たれるため、入居率が向上します。
入居率の向上は、大切な空室対策に直結して、物件を長く稼げる収益物件として維持する事ができるようになります。
③住人満足度の向上
住人の満足度が向上して、長く住んでいただける入居者が増えていきます。
また、クチコミなどの効果も期待されます。
◆レシピ7.予防的なメンテナンスの重要性
「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ7」として、予防的なメンテナンスを行う重要性について解説します。
予防的なメンテナンスというと、どのような事があるでしょうか。
ということで外壁とか共用部ですねまあ 雨漏りがしないように塗装だったりとか しっかりとしていくんですねひび割れたでは給排水管設備とかがつまらないようにと かっていうところですねしっかりと見えて いくで空調設備とかですね電気設備って いうところもそうですしあと防犯対策です ねまあこの辺りの方というところも重要に なってきそ
①外壁・共用部
外壁や共用部については、
・塗装が欠けている部分など塗装しなおす
・雨樋の管理
・給排水管設備はひび割れていないか、詰まっていないか
・雨漏りがないようにコーティングを行う
・日焼けや汚れのつきやすい場所の塗装を行う
などが必要です。
②給排水管設備
・給排水管がひび割れたりしていないか
・給排水間設備が詰まっていないか
などの点検や清掃・チェックを行います。
③空調設備のメンテナンス
・空調設備のフィルター交換や定期点検
・空調設備の清掃
を行えば、故障のリスクを低減します。
④防犯対策
・セキュリティ関連の設備の点検
・防犯カメラの設置
・照明の修繕
などにより防犯対策を万全にします。
◆レシピ8.その他の入居者に満足してもらうアイディア
「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ8」として、メンテナンスやリノベーション以外にも、入居者の方に満足してもらうためのアイディアをいくつかご紹介させていただきます。
①ペット可、楽器可ルームの設置
・ペット可のお部屋にする
・楽器の演奏が可能のお部屋にする
このようなサービスや条件で、他の物件と差別化することによって、入居者に満足していただける物件作りができる。
②共用スペースの充実
最近では、コミュニケーションスペースや、コミュニティでの関わり合いを重要視される時代だと言えます。
共有スペースの充実や、そのスペースがおしゃれで綺麗な空間であれば、入居者の方にとって喜ばれる物件になります。
③付加価値の充実
入居者にとって、住民同士のコミュニケーションが促進されるなど、付加価値があると喜ばれ、満足の高いサービスを提供できるようになります。
入居者にとって満足の高い物件は、付加価値が上がり、収益性の高い物件になります。
◆まとめ
今回の記事では、「長く稼げる賃貸の収益物件」の作り方を、「8つのレシピ」としてご紹介させていただきました。
前回の記事では、「長く稼げる賃貸の収益物件」の特徴について解説させていただきましたので、今回は実際に、具体的な対策方法についてまとめています。
空室率が増加して、これからの時代は、高入居率の維持は至難の業だと言われています。
「長く稼げる収益物件」を作るために、今回の8つのレシピを参考にしてください。
なお、今回の記事の内容について、動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。