賃貸物件の価値を向上させれば良いのはわかっているけど‥
具体的には何をすればいいのでしょうか。
賃貸経営がうまくいく近道として、具体策をご紹介します。
古い物件の空室対策に悩む大家さん必見!
ポイントを押さえた具体策を解説しています。
◆1.ベース作りの重要性
賃貸住宅の価値を高めていくために大切なことはベース作りです。
差別化する上でアクセントクロスを使用する、床を張り替える、照明を変更するという手法がありますが、ベースをしっかりと作らなければお部屋の魅力を最大限に伝えることが出来なくなってしまいます。
以下では「ベースを整える」具体例をご説明いたします。
ークロスを整える
同じ「白色のクロス」ですが、天井と壁で違う種類のクロスを使用していることが稀にあります。
このツギハギ感は、古臭さを連想させてしまいます。
ですので、白いクロスを使用するのあれば、同じトーンの同じクロスを使用し、お部屋の違和感を無くしましょう。
ーキッチンを整える
キッチンに関しては、2ハンドルの混合水栓や電気コンロはお客様に好まれません。
水栓はクロームメッキのシングルレバー水栓にしたり、コンロはIHに交換するなどして、使い勝手の良いものに整えましょう。
ートイレを整える
お手洗いが汚れていると清潔な印象を与えません。
トイレ自体を取り替えるのではなく、色付き便座の場合は背面を同色系に変更する、紙巻き器はクロームメッキに、汚れやすい床材は黒系に変更すると汚れも目立たず、印象をガラリと変えることが出来ます。
ーお風呂を整える
お風呂に関しても、シングルレバーに変更しましょう。
壁にアクセントを入れて高級感を出したり、横長の鏡にするとホテルライクな印象になります。
ー日常生活で手に触れる箇所も重要
ドアノブや、トイレの紙巻き器など、日常生活でよく触れる箇所もこだわりたいですね。
ドアノブは経年劣化により歪みが出てきます。
トイレの紙巻き器のプラスチック製のものは黄ばみが出てきますので、どちらもクロームメッキのスタイリッシュな物へ変更しましょう。
◆2.アクセントクロスの注意点
アクセントクロスはデザイン性が高く、1箇所あるだけでとても華やかな印象になりますが、取り扱いに注意が必要です。
例えば色調がバラバラだと違和感が生まれ、非常に残念なお部屋になってしまいます。
さらに、木目を揃えることも大切なポイントです。
お部屋全体にまとまりが生まれ、スッキリとした印象になります。
◆3.魅せる収納で機能性もアップ
賃貸住宅では収納が少ない物件が多くあります。
そのようなお部屋にはリノッタのシェルフリーをおすすめしています。
壁一面の壁面収納で機能性は抜群、余計な家具も買い足さずに済みます。
好きなようにレイアウトできますので、魅せる収納で自分だけの空間作りが可能です。
シェルフリー:https://www.crasco-consul.com/shelfree
◆4.電球色の効果
賃貸住宅ではシーリング照明が一般的ですが、お部屋を演出する上でのおすすめは電球色のダウンライトです。
蛍光色の青白い光には脳を活性化させる働きがあると言われていますので、お仕事や勉強部屋におすすめです。
一方で、電球色にはリラックス効果があると言われていますので、くつろぎたい、リラックスしたい空間におすすめです。
◆5.耐久性も大切
床材に関しても、傷が目立ちにくく、長持ちするものを選びましょう。
耐久性の高い素材を使用することで、修繕やメンテナンスの頻度を減らすことができます。
そのため、修繕やメンテナンスの費用を抑えることができます。
賃貸住宅で使われている床材は弱くて課題が多いと言われています。
クッションフロアやフロア材は安価ですが、傷が付きやすく凹みやすいことが欠点です。
リノッタではリノベーション時にこの床材をフロアタイルに変更しています。
フロアタイルの選び方1つをとっても傷の目立ち方が違ってきますので、色や模様に注意して選びましょう。
やはり最初はコストがかかりますが、修繕やメンテナンスを考えると中長期的なコストダウンに繋がります。
◆6.まとめ
以上が物件価値を向上させる施策「室内編」です。
今回の記事の内容は、YouTube番組でさらにわかりやすくご紹介させていただいております。
具体例も動画で紹介していますのでぜひ参考にしてください!
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