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長く稼げる収益物件はどう作る?8つのレシピ大公開

前回の記事「長く稼げる賃貸の収益物件の特徴とは?」に引き続き、今回の記事では、具体的な対策方法について解説させていただきます。

「8つのレシピ大公開!」ど題して、どのように収益物件を作るかを解説させていただきます!


空室率が増加して、今の時代、高入居率の維持は至難の業だと言われています。

不動産投資を行う上で、所有している物件で「長く稼げる」ということはとても重要です。

それでは実際に、「長く稼げる収益物件」はどのようにして作っていくことができるのでしょうか。

8つのレシピは以下の通りです。



レシピ1.デザインを入れながらコストを下げる

前回の記事で解説させていただいた通り、空室対策のためのリノベーションは、コストが膨大にかかるかと思われるでしょうが、実はデザインを取り入れながら、コストを抑えて物件を甦らせる事ができます。

そのためにはいくつかの工夫がありますので、以下の内容を参考にしてください。

ー耐久性の高いクロス

コストをかけて、大きな支払いをしないと、内装のリノベーションはできないかと思われがちですが、実は工夫を施してコストを抑えてオシャレに内装を変える事ができます。

デザインの施したリノベーションは、コストをかけずに、他の物件と差別化することができます。

実例として、デザイナーズリノベーション賃貸物件の「Renotta(リノッタ)」では、「リノッタカラーズ」というシリーズでコンセプトを用いてお部屋をオシャレに低コストでリニューアルする事ができます。


▼参考にこちらの記事をご覧ください。

・インテリジェントネイビーのお部屋

・リラックスブルーのお部屋

・ビタミンオレンジのお部屋


この記事の実例のように、コンセプトを用いて、天井や壁の色も工夫を施します。
そのことにより、なんと、家賃を上げて、さらに満室にしていくという対策を進める事ができます。
家賃を上げて満室になれば、利回りも良くなり運営コストも下げる事ができます。

また、耐久性の高いカラークロスを用いることで、汚れが目立ちにくく、入居者が変わる際もクロスの張り替えをしなくて良いというメリットがあります。
張り替えがなければコストをかなり抑えられます。
人気なのは、ナチュラルなグレーやブラウンのカラーです。
これらの色味は、落ち着いた雰囲気やナチュラルな雰囲気になり人気があり、空室にならないお部屋づくりができます。
今流行の、ナチュラルなインテリアや、ホテルライクのデザイン、シックな雰囲気を出す事が実現します。
一見、暗い雰囲気になりがちなグレーのお部屋ですが、下の記事の中の実例のように、天井を白にすることで明るい印象に仕上げることもできます。

▼参考となる実例

このように、カラークロスとデザインを用いることで、周囲の物件と差別化でき、ポータルサイトでも選ばれる物件となります。
どこにでもある、白い壁と白い天井のお部屋ばかりの中、目に留まりやすい人気物件に生まれ変わります。
何より低コストで実現することが「長く稼げる収益物件」になるための大切な条件です。


ー傷が目立ちにくいフロアタイルを選ぶ

床の材質にも、低コストでリノベーションするためには必要な工夫の一つになります。
よくある茶色の「フローリング」は傷がつきやすく、汚れも目立ちやすく、お部屋に古びた印象を与えてしまうため、入居者の入れ替わりの際にはリフォームが必要になります。
床のリフォームには大きなコストがかかります。

そこで、このリノベーションの際に「フロアタイル」を選ぶことを「Renotta(リノッタ)」ではおすすめしています。
例えば、ヴィンテージな木目にした場合には、傷が目立たずにフロアを長持ちさせる事ができます。
また、取り替える際は全面でなく、一枚一枚を交換することができるため運営コストを削減する事が可能です。

さらに、お部屋の雰囲気がグッとよくなり、前例の壁紙の実例と同様、デザインが良くなるために家賃を上げる事もでき、さらに人気のあるお部屋に生まれ変わり空室対策となります。

▼参考となる記事
この記事は、Renottaのお客様にご覧いただく記事で、リノベーション賃貸物件をお勧めしている「Renotta(リノッタ)」のメディア記事ですが、中の画像をご覧いただくと、「ヴィンテージな木目のフロアタイル」の実例の画像が多数ご紹介されているので、ぜひご覧ください。

このように床材をフロアタイルに変えることは、低コストで賃貸物件を「長く稼げる収益物件」にするための大切なアイディアの1つです。

ー照明にLEDのダウンライトに使用

照明の工夫も、低コストでお部屋をリノベーションして、「長く稼げる収益物件」にするための大事なアイディアです。
ポイントをご紹介させていただきます。

日本の賃貸物件で、シーリングライトが一般的ですが、これをLEDのダウンライトに変えることで、寿命が長く持ち、取り替え回数も減り大きなコストダウンにつながります。
また、ダウンライトに変えた後のお部屋の雰囲気はとてもオシャレに仕上がり、人気物件に生まれ変わります。

▼参考となる記事
この記事は、Renottaのお客様にご覧いただく記事で、リノベーション賃貸物件をお勧めしている「Renotta(リノッタ)」のメディア記事ですが、このようにお客様にとってもダウンライトのお部屋を選ぶメリットが大きい事がわかります。

さらにオーナー様にとっても、不動産投資を行う際のコスト削減になるため、どちらにとっても大きなメリットがあるリノベーションアイディアになります。

ここで、ダウンライトを選ぶ際のポイントがあります。
それは、ライトの色味についてです。
自宅は、くつろぐ空間、落ち着く空間であるため、明るすぎるお部屋より多少暗い雰囲気があるお部屋の方がリラックス効果があります。
明るすぎても不快と感じるデータがあり、ダウンライトを選ぶ際は「電球色」のものにする事で入居者様に喜ばれます。
工事の際には、このような点も配慮すると、入居者さんの満足度が上がる人気物件を作ることが可能になります。



レシピ2.適切なメンテナンスを行う

「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ2」として、メンテナンスを適切に行う事をご紹介させていただきます。
所持している賃貸物件を「長く稼げる収益物件」には、管理コストをかけないためにも、メンテナンスが重要です。
メンテナンスと一言で言っても、どのような頻度で、どのようなメンテナンスをすれば良いのでしょうか。
詳しくみてみましょう。

ー定期的な清掃やメンテナンス

定期的な清掃やメンテナンスは、所有する賃貸物件にこまめに巡回してチェックを行う事から始まります。
完全に管理会社に、管理をお任せしているケースも多いかもしれませんが、可能なら度々物件に訪れることができると良いでしょう。

物件の価値を維持し、住人に快適な住環境を提供するためには、
・建物の清掃
・設備のチェック
・壊れたところなどの修繕
などが必要です。

定期的なメンテナンスが行き届いた物件は、今暮らしている人も住み心地良く、長くその部屋に暮らすことを望まれるため、それは一番の空室対策になり、その物件は収益物件になります。

ー予防メンテナンス

予防メンテナンスは、問題が発生する前に予防措置を講じることを指します。
これは設備の定期的な点検や部品交換などを含みます。
予防メンテナンスが行き届いて入れば、大きなトラブルの発生を防ぐ事ができ、高額な修繕費用がかかることを避けられます。
物件を長期間使用できるようにするために不可欠です。

ー復旧メンテナンス

なんらかの理由で物件に損害が発生した場合に、速やかに修繕を行う必要があります。
これが復旧メンテナンスです。
早期に対処する事で、問題がさらに悪化するのを防ぎ、入居者にも満足度を維持することができます。
復旧メンテナンスは、物件の価値を維持し、収益を保証する重要な要素になります。

レシピ3.メンテナンスコストの管理

「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ3」として、メンテんナンスにかけるコスト管理について解説します。

資産価値を維持するためには、メンテナンスのコストをしっかりかける事で、結果として低コストで物件を維持していくことにつながる事があります。

特に、費用対効果を意識して、トラブル予防のためのコストをかけていく事が必要です。

ポイントを押さえて、メンテナンスコストの管理について見て見ましょう


ー費用対効果を意識

メンテナンスを行う際に費用対効果位を意識することが大切です。

コストをかけないようにするために、メンテナンスを怠っていて、トラブルが発生して結果として大きな修繕費用がかかってしまう事があります。

だからと言って、メンテナンスに大きな金額をかける事は躊躇されるでしょう。

そこで、日頃から費用対効果を意識する事が重要になります。


ー試算価値を維持する

適切なメンテナンスは、建物自体の美観だけでなく、敷地や機器、設備の機能性を維持し、結果として物件の資産価値を維持することにつながります。

ートラブル予防のためのコスト

予防的なメンテナンスが行き届いている場合、トラブルが発生した際のコストを控える事ができます。

よって、予防的なメンテナンスにある程度のコストをかける事はとても重要だと言えます。

また、トラブルが起きた際の修繕費のための積立も日頃から物件の管理のために維持費の予算に加えておくことが必要です。


レシピ4.メンテナンスをしないリスク

「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ4」として、メンテんナンスをしない場合のリスクについて解説します。

物件のメンテナンスをしないと入居者の方から、不満が出てきたり、故障して余計に修繕費がかかったりというリスクがあります。
入居者からの不満が出れば、空室も出て空室率が上昇してしまいます。
ここでは、実際にどのようなリスクを抱えてしまうかということを詳しく解説させていただきます。

ー住人の不満

メンテナンス不足では、住民から以下のような不満が上がるリスクがあります。

・清掃不足

・狭い場所や目につきにくい場所の掃除

・共用部にゴミが置きっぱなしになっている

・設備の故障や不具合

これらの事が、住民の不満の原因になります。


ー修繕費用の上昇

長期に渡ってメンテナンスをしないでいると、設備の故障やトラブルがおこり、大きな修繕費がかかったり、細かい修繕費がかさんでしまうリスクがあります。

ー空室率の上昇

メンテナンスを怠っている物件は、入居率が下がり、投資に悪影響を及ぼします。

新たな入居者が見つからないリスクと、今いる入居者が退去してしまう、両方のリスクを抱えることになります。


レシピ5.適切なメンテナンスのスケジュール

「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ5」として、メンテナンスを行う際のスケジュール管理について解説します。

メンテナンスを行うために、適切なスケジュール管理が必要です。

ー月次メンテナンス

月次で行うと良いメンテナンスは以下のようなものがあります。

・エレベーターの点検

・衛生設備の点検

・電気設備の点検

これらのメンテナンスは毎月定期的に行う必要があります。


ー季節毎のメンテナンス

季節に合わせて

・外壁と屋根のメンテナンス

・ガーデンや植栽の維持管理

などのメンテナンスを行います。

専門業者への依頼を定期的に組み込むことも良いでしょう。


ー年次メンテナンス

・建物全体の更新点検

・設備機器の調整

・建物設備の更新

などの重要なメンテナンスを年に一回行います。

またメンテナンスや点検を行なっていることを、入居者に報告する事も良いでしょう。


レシピ6.メンテナンスの効果

メンテナンスの効果として、これまでに挙げたような定期的なメンテナンスを行い、細かい視点でトラブルの芽を積んでおくと、さまざまな効果があります。
どのような効果があるか見ていきましょう。


で細かい位置から目 を積んでおくとトラブルの目を積んでおく というところでコストを抑えていくとで そうすることで物件も綺麗な状態で保たれ て入居率が向上していきますよとで結果 ですね住民の満足度とかも上がっていくと いうような形になりますねしっかりとこう メンテナンスをしていくというようなとこ 重要になってきます

①コスト削減

トラブルが起こりにくくなり、結果としてコストを抑える事ができます。

長く稼げる収益物件の条件として、コストの削減は必須です。


②入居率の向上

物件が綺麗で良好な状態で保たれるため、入居率が向上します。

入居率の向上は、大切な空室対策に直結して、物件を長く稼げる収益物件として維持する事ができるようになります。


③住人満足度の向上

住人の満足度が向上して、長く住んでいただける入居者が増えていきます。

また、クチコミなどの効果も期待されます。


レシピ7.予防的なメンテナンスの重要性

「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ7」として、予防的なメンテナンスを行う重要性について解説します。

予防的なメンテナンスというと、どのような事があるでしょうか。


ということで外壁とか共用部ですねまあ 雨漏りがしないように塗装だったりとか しっかりとしていくんですねひび割れたでは給排水管設備とかがつまらないようにと かっていうところですねしっかりと見えて いくで空調設備とかですね電気設備って いうところもそうですしあと防犯対策です ねまあこの辺りの方というところも重要に なってきそ

①外壁・共用部

外壁や共用部については、

・塗装が欠けている部分など塗装しなおす

・雨樋の管理

・給排水管設備はひび割れていないか、詰まっていないか

・雨漏りがないようにコーティングを行う

・日焼けや汚れのつきやすい場所の塗装を行う

などが必要です。


②給排水管設備

・給排水管がひび割れたりしていないか

・給排水間設備が詰まっていないか

などの点検や清掃・チェックを行います。


③空調設備のメンテナンス

・空調設備のフィルター交換や定期点検

・空調設備の清掃

を行えば、故障のリスクを低減します。


④防犯対策

・セキュリティ関連の設備の点検

・防犯カメラの設置

・照明の修繕

などにより防犯対策を万全にします。


レシピ8.その他の入居者に満足してもらうアイディア

「長く稼げる収益物件」を作るための「レシピ8」として、メンテナンスやリノベーション以外にも、入居者の方に満足してもらうためのアイディアをいくつかご紹介させていただきます。

①ペット可、楽器可ルームの設置

・ペット可のお部屋にする

・楽器の演奏が可能のお部屋にする

このようなサービスや条件で、他の物件と差別化することによって、入居者に満足していただける物件作りができる。


②共用スペースの充実

最近では、コミュニケーションスペースや、コミュニティでの関わり合いを重要視される時代だと言えます。

共有スペースの充実や、そのスペースがおしゃれで綺麗な空間であれば、入居者の方にとって喜ばれる物件になります。


③付加価値の充実

入居者にとって、住民同士のコミュニケーションが促進されるなど、付加価値があると喜ばれ、満足の高いサービスを提供できるようになります。

入居者にとって満足の高い物件は、付加価値が上がり、収益性の高い物件になります。


まとめ

今回の記事では、「長く稼げる賃貸の収益物件」の作り方を、「8つのレシピ」としてご紹介させていただきました。

前回の記事では、「長く稼げる賃貸の収益物件」の特徴について解説させていただきましたので、今回は実際に、具体的な対策方法についてまとめています。

空室率が増加して、これからの時代は、高入居率の維持は至難の業だと言われています。

「長く稼げる収益物件」を作るために、今回の8つのレシピを参考にしてください。


なお、今回の記事の内容について、動画でも解説していますので、ぜひご覧ください。


▼関連動画はこちら
Renotta (リノッタ) 全国オーナーセミナー動画 


2023/07/22 にライブ配信された「Renota (リノッタ) 全国オーナーセミナーのまとめ動画です。
 今回は、長く稼げる収益物件をまとめた内容となっております。
ぜひ併せてご覧ください。


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長く稼げる収益物件の特徴とは?

不動産投資を行う上で、所有している物件で「長く稼げる」ということはとても重要です。

不動産投資というのは、短期間の投資ではなく、長期的に見て行うものです。

そこで、この長期的視点は大切になります。

今回の記事では、長く稼げる収益物件にはどのような特徴があるかを解説させていただきます。



今の時代、高入居率維持は至難の業

今の時代、高入居率の維持は至難の業だと言われています。

そこにはどのような理由があるか具体的に見てみましょう。


日本の住宅の空室率は、近年どんどん増えています。

現在の空室率は13%前後と言われています。

つまり、住宅の1割以上が空室の状態だと言えます。


ー日本の住宅|未来予想図

ここから一気に加速度的に空室率が増えていくと言われています。

このまま何も施作を加えなければ、2033年には27.3%まで空室率が上がるという試算が出ています。

あと10年で賃貸物件の4分の1以上が空室になるという事であり、空室率がそこまで増加するという緊迫した状況す。

それではなぜ、ここから一気に空室率が上がるのでしょうか。

それは、

・今までは人口は減少していても世帯数は全国的に増えていた時代だった

・しかしながら、これからは、人口減少と共に世帯数も減っていくという試算が出ている

という事が理由になります。


ー賃料の維持も至難の業

日本の家賃の賃料下落率は、全国平均で年間約1%と言われています。

つまり、新築の時に賃料設定していても、20年経てば20〜25%下落してしまいます。

30年経てば30〜35%の下落です。

日本の賃貸物件の事情では、賃料を下げずに物件の価値を維持することはとても難しいと考えられます。


ーコスト抑制も難しい

最近、インフレの影響で物価高になっています。

日用品ももちろんのこと、賃貸管理では、部材や資材の生産コストが上がり、単価も急激に上がっています。

そこで、物件を維持するための、経費としてのコストを抑えることはとても難しいと考えられ始めています。


長く稼げる物件の特徴

ー長く稼げる物件づくり

ここまでで、これから空室率がどんどん増加する時代がやってくるという事を解説させていただきました。

そこで、不動産オーナーは、今後「長く稼げる物件」を保持していく必要があります。

では、どのようにしたら長く稼げる物件づくりができるのでしょうか。

長く稼げる物件づくりには、

「いかに家賃を下げずにいられるか」

「入居率を維持できるか」

という課題に視点を向けることが重要になります。


ー入居者に選ばれる物件像

長く稼げる物件を作るために、大切なことは、入居者の方に「選んでいただける物件」であることです。

入居者に選んでいただけるためには、周辺物件との差別化が必要です。

入居者が物件を選ぶ時に見ている主だったポイントは以下の部分です。

・外観や共用部:物件の外観や共用部の見た目が整っているか、望んでいるグレードか

・内装や設備:内装のデザインが好みのものか、希望する設備や最新の設備が充実しているか

・住環境:交通事情は便利か、環境や雰囲気が暮らしやすいかという住環境か

上記の点において、差別化できれば、所有物件は入居者に選ばれる物件となっていくと言えます。


ー周辺物件との差別化が重要

では、どのような対策をすると、「周辺物件との差別化」ができるのでしょう。

入居希望者に選ばれる物件となるための「周辺物件との差別化」を図るためには、実はさまざまな対策があります。

「周辺物件との差別化」を生み出すためには、実は様々な可能性があることを知る必要があります。


ー差別化のステップ

「周辺物件との差別化」を行うためには「対策」と「ステップ」があります。

それでは、その「ステップ」について見てみましょう。

上記に挙げた、入居者が物件を選ぶポイントのうち、外観や共用部、内装や設備に関しては、対策に臨み、コントロールすることができる部分です。

まずはこの部分において、しっかり対策を講じることができれば、近隣にある物件と差別化することができます。

差別化の対策をするためのステップについて解説していきます。


入居者に選ばれる物件になるため、差別化するための3つのステップがあります。

ステップ①入居者に求められる設備を備える

・テレビモニター付きインターホン

・インターネット無料

・バストイレ別

・追い焚き機能

・和室→洋室へ

・エアコン

など、最低限必要な人気の設備をそろえます。

実用的な設備を導入することで、ベースを整え明らかな差別化を図ります。


ステップ②機能性を向上させる

・収納の充実

・セキュリティ面の配慮

などをアップして、物件の「機能性」を向上させます。

「機能性」が向上すれば、入居者の「住み心地」が向上します。

そこで、入居希望者や入居者は、この「住み心地」を重視して、物件を選びます。


ステップ③デザイン性を向上させる

さらに、プラスアルファとして、コンセプトやデザインで差別化していきます。

・コンセプト(例:心身を癒すお部屋、など)

・ターゲティング(例:独身男性、一人暮らしなど)

・デザイン(色のバリエーション、ナチュラル、ホテルライクなどライフスタイルを意識したデザイン)

・中途半端なリノベーションではなく、トータルデザインでデザイン性を上げる

などが、大切なポイントです。

差別化できた物件では、入居希望者は「この部屋がいい」という選択ができ、物件へのファンづくりにつながります。

そのことで、家賃を下げないお部屋づくりができます。


まとめ

今回の記事では、入居者から選ばれ、長く稼げる収益物件の特徴について解説させていただきました。

長く稼げる物件を作ることは、今後の空室増加を考えた際に、物件オーナー様にとっては最も重要な課題になります。

長く稼げる物件とは、入居者から「選ばれる物件」になることです。

選ばれる物件」は、周囲の物件と差別化されている必要があります。

その「差別化」を行うステップについて、今回の記事で解説をさせていただきました。

「差別化」を行うステップは

ステップ①入居者に求められる設備を備える

ステップ②機能性を向上させる

ステップ③デザイン性を向上させる

です。

2033年には、空室率は27%を超えると言われている試算に、今から対策が必要です。

将来を見越した施策に向けて今回の記事を参考にしてください。

次回の記事では、具体的な対策方法について解説させていただきますので、併せてご覧ください。


▼関連動画はこちら
Renotta (リノッタ) 全国オーナーセミナー動画 


2023/07/22 にライブ配信された「Renota (リノッタ) 全国オーナーセミナーのまとめ動画です。
 今回は、長く稼げる収益物件をまとめた内容となっております。
ぜひ併せてご覧ください。


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新築物件をリノベーション!?

福井県福井市を中心に県内で約5,700戸を管理している高井不動産株式会社様。

2012年6月〜導入したリノベーションサービスリノッタを新築物件にも取り入れる新しい試みをスタートしました。

全国で一番空室率の高い福井県で、空室率を改善させた方法を成功事例とともにお伝えします!

高井不動産株式会社高井不動産株式会社

◆「リノッタ」導入の背景

賃貸経営において、空室状況はとても重大な課題になっています。

空室率の高さを見ると、福井県は全国で一番高い30.1%となっています。

全国平均が19.0%ですから、非常に高い空室率であり、30%を越えるのは福井県のみです。

高井不動産株式会社も例外ではありません。

賃料下落・空室増加の状況を打破すべく、2012年6月不動産テック「リノッタ」へ加盟いたしました。

「一戸一絵のリノベーション」というコンセプトを基に、一部屋一部屋にしっかりとしたターゲットを設定し、コンセプトとデザインをプロの手によって決めていく、リノベーションの満室提案でコンスタントに受注を伸ばすことができました。

2017年に60戸、2018年には61戸と、リノベーション受注率が70%まで上がりました。

賃貸の空室率

福井県の空室率30.1% 

賃貸物件サンパーラ板垣パート2 


◆新築物件の管理受託

しかし、課題となって出てきたのは新築物件の管理受託です。

新築の着工棟数は増加しており、年々新築が立っている状況です。

しかし、立ってすぐにグループ会社である大手ハウスメーカーが管理を始めるので、直近10年では新築物件の管理受託は、ほぼゼロでした。

リスクが大きいことに加えて、出来る人がおらず、受けていなかったのです。

やはり新築物件は割高ですので、福井県の新築物件でも完成後3ヶ月で空室率は20%もありました。

新築が決まらない厳しい市場だからこそ、リノベーションでデザインを取り入れてみようと思い、リノッタでの新築企画をスタートさせました。


新築✕デザイン

新事業は、高井不動産株式会社の荒木取締役がお一人で事業を計画し立ち上げました。

ですから、既存の仕事プラスαでの立ち上げとなりました。

2017年7月にスタートし、その年の8月に3棟を受注、翌年の3月に完成となり、開始8ヶ月で3棟が完成しました。


①仕組み作り

リノベーションにはリノッタのデザインを取り入れ、地元の建設会社と提携し、建築のノウハウを取得しました。

役割をつくることで、仕組み化の設定を行いました。

仕様:標準的な新築プラスα

デザイン:リノベーションブランドリノッタ

プロモーション:D+Lab(自社でリノベーションを手がけたクリエイティブルーム)


②コストの交渉

福井県の新築物件の場合、大手ハウスメーカーだと70万円、地元の企業だとおおよそ55万円の費用がかかります。

高井不動産は人件費をかけないこと、建築ノウハウを活かすことで、コストを限界まで抑え、大手ハウスメーカーより約20万円のコストダウンに成功しました。

建築コスト

精算による建築コスト算出 


リノベーションとデザインに強いリノッタを最大限に活用

リノベーションブランドであるリノッタは、ただ、お部屋をキレイにするだけではありません。

お部屋にデザインを取り入れたリノベーションを得意としています。

ひと部屋、ひと部屋、異なるデザインの空間を作り出し、「らしさ」や「趣味」をみんなが思いきり楽しめる空間の提案を行っています。

そんなリノッタと投資分析・デザインの共有・共通の仕入れなどを行い、本来は空室対策として活用されるリノベーションを、新築物件に掛け合わせることで、高品質・高利回り・低価格の好循環が生まれました。

その結果、請負金額(7棟受注)2.7億、受注率90%、工事期間中の申込100%となりました。

専任の担当者を作らずに、既存の仕事プラスαで新築を企画し、1年で2.7億の売上を上げることに成功しました。

一般的な賃貸の新築物件が完成後3ヶ月で2割空室の中、全て満室での引き渡しとなりました!

リノベーション

リノベーション事例 

まとめ

空室のお部屋が増える、お部屋が埋まらないなどの空室問題として、リノベーションを行うことが多い中、新築物件にデザインを組み合わせること新たな空間を生み出すことに成功した高井不動産株式会社様。

一般的な新築物件とは、少し視点を変え、デザインを取り入れたお洒落な空間の提案で、リノベーションの考え方が変わるかもしれません。

リノッタによるリノベーション事例は、下記よりご覧いただけますので、ぜひダウンロードしてみください!

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本日は賃貸住宅でのリノベーションでの成功事例で14万円で決まっていなかった都内の物件をリノベーション後、2倍の28.5万円の家賃で入居を決めた例をご紹介していきたいと思います。


◆物件情報

今回ご紹介する物件は、東京都内青山1丁目にある築50年の物件でした。

下記の写真は、Beforeの写真です。

間取りは2LDKでタイプで、和室6.5畳と洋室7.2畳でLDKが17.4畳のタイプでした。

かなり老朽化しており、くたびれた印象のお部屋でした。

家賃が14万円で募集しておりましたが、ずっと決まらない状況でした。

◆他社でのリフォーム後

他社リフォームしたお部屋では、18.5万円で募集しておりましたが、こちらも3ヶ月経っても決まっていないような状況でした。

間取りも変更せず、老朽化していたところを綺麗に直してありますので、通常のリフォーム物件といった感じでした。

しかし、3ヶ月経っても入居が決まることはなくなかなか苦戦しているといった状態でした。

◆リノベーション内容

まず、大きな変更点として、この物件を2LDKタイプからワンルームにいたしました。

大きなワンルームにした理由は、このお部屋のベランダから見える景色が非常に緑が綺麗に見え、自然を感じられる景色でした。

窓の向こうに生い茂る溢れんばかりの木々を活かし、余白のあるお部屋に仕上げました。

シンプルなカラーで統一しつつ、素材にこだわった空間は、広いお部屋で深く腰掛け、そよ風にゆれる緑を眺めたくなるようなお部屋になりました。


◆リノベーション後

beforeが、14万円で募集していたお部屋が、他社リフォーム後18万円でも決まらず、リノッタでコンセプトを持たせたリノベーション後28.5万円で家賃設定を行いました。

結果は、募集してから1週間で申込みが入り、入居が決まりました。

賃料アップが14万円→28.5万円ですので、倍以上の家賃でご成約いただきました。

年間の家賃アップ額が174万円、工事費が550万円でしたので、家賃アップでの表面利回りが31%、家賃アップでの税引き後利回りが38%と非常に高い利回りを得ることができました。


リノッタでは、物件にコンセプトを持たせ、お客様の心に刺さるお部屋作りを行っています。

これによって他にない特徴的なお部屋ができ、お客様に選んでもらえることによって付加価値をつけていくということを行っております。


全国で、すでに500デザインを超えるコンセプトを持ったお部屋を5000室以上リノベーションしておりますので、これまでの事例も踏まえたご提案が可能です。


空室、家賃の下落、物件の老朽化でお困りの方はぜひ一度お気軽にご相談いただければと思います。



この他にも多数、コンセプトを持ったリノベーション部屋を施工しておりますので、リノベーション事例を知りたい方はぜひ下記よりご覧ください!


↓関連動画はこちらから


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本日は入居率42%で苦戦していた物件がリノベーションを施すことで満室経営に成功したモデルをご紹介致します。 

こちらの物件は、長年の間空室率が高く入居率が42%でした。

◆物件の空室理由は主に3つ

・近くに工場があること 

・駐車場不足 

・不人気の間取り

空室理由のうち、工場があること意外は解決可能であり、駐車場の確保と間取り変更のリノベーションによる解決が必須でした。

その上で、駐車場に関しては近くの駐車場を借り上げることで解決ができました。

次にリノベーションに関しては、投資資金の投下に関してもシュミレーションすることで税引き後のキャッシュフローまで算出し、分析をした後にどの程度リノベーションを施すのか決定し、実際にリノベーションを行います。


リノベーションをする際、どの程度リノベーションを施すのかが肝になってきます。

どのお部屋にもフルリノベーションをすれば良いというわけではなく、どこが悪くどこをリノベーションするかが重要になります。

その際に先ほどご紹介した税引き後のキャッシュフローを算出し、どの程度のリノベーションをすることで一番収益を得られるのか分析することが必要になってきます。

結果、こちらの物件はワンポイントリノベーション8部屋、フルリノベーション7部屋の施工が決まりました。

リノベーション内容も、間取り変更し、今の時代に合った間取りに変更いたしました。

実際にリノベーションを行ったお部屋のがコンセプトムービーがありますので、ご覧ください。

リノベーション後こちらの物件は、工事期間中にご成約をいただくことができ、収益が54%アップいたしました。

かつて、42%だった入居率もRenotta施工後は100%の満室経営に至っており、現在も満室経営を継続できております。



↓関連動画はこちらから



今回はコンセプトを入れたリノベーションで満室経営が実現できた事例をご紹介致しました。

この他にも多数、リノベーションを施工しておりますので、リノベーション事例を知りたい方はぜひ下記よりご覧ください!

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お客様がホームページで物件を探す際に、外観の写真については必ずチェックするかと思います。 

しかし、外観写真が悪いとHP上でもクリックして開いていただけないので外観のデザイン写真は非常に重要になってきます。 


外観にデザインを入れるといっても難しそうなイメージを持たれている方も多いかもしれません。

しかし、デザインを変えるというのは基本的なデザイン法則を知っていれば実は簡単にできます。 

さらに外壁の塗装は定期的に塗りなおす必要があり、10年から15年で外壁塗装が劣化してきます。 


今回は、外壁デザインを変えたいオーナー様にどのようにデザインを変えればいいか わからなといったお悩みを持ってる方に簡単にデザインを入れるテクニックについてご紹介いたします。

◆外壁塗装におけるデザイン法則|前進色と後退色

デザインには法則があり前進色と後退色があります。

こちらの前進色と後退色をうまく使い分けることで、入居希望者が住みたくなる理想的なお部屋を作ることもできます。

この前進色と後退色を組み合わせることによって立体的に見せることができます。

参考に下記の画像を見ていただくと分かるかと思いますが、赤色は前に出ているように見え、青色は後ろに下がっているように見えますよね。

・前進色

前進色は、距離が近く見える色のことを言います。

一般的には 黄色・赤色・オレンジ色・緑色があり、暖色系や明るい色になります。

・後退色

「後退色」は反対に距離が遠く見える色のことを言います。

こちらは、一般的に紫色・青色・ネイビー・水色などの寒色系や暗い色となります。

前進色、後退色、クラスコ

前進色と後退色の違い 

◆外壁塗装におけるデザイン法則|外壁塗装のデザイン事例

実際の外壁塗装のリノベーション事例をご紹介いたします。

写真は、外壁が劣化してしまい、色も剥げてきている状態の写真になります。

この場合、内観が例えきれいであっても外観も重要視されている入居希望者を取りこぼす形となってしまう可能性もございます。

こちらの外壁塗装時にデザイン法則の後退色を使ってデザインを入れるというテクニック、ワンポイントでデザイン性を高める方法についてご紹介いたします。

こちらの場合、グレーを使うことでホワイトとの前進色と後退色のバランスによって目の錯覚で立体的に物件を見せることができます。

これによって外観をスタイリッシュに見せることができるかと思います。

クラスコ、リノベーション施工前の外観 実際に施工した外観は下記になります。

外壁の劣化を補修できているのはもちろんですが、白色の単色の写真より立体的になって見えるかと思います。

このように色のデザイン法則を知ることによって簡単にデザインの入った物件を作ることが可能です。

施工後の外観 

リノッタではこのようなデザイン法則はもちろんお部屋一つひとつにコンセプトを設け、皆さまのライフスタイルにぴったりのデザインをご提案いたしております。

リノベーション事例について詳しく知りたい方は、ぜひ一度下記より事例集をご覧ください。


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アパート経営をされている不動産オーナーのみなさま、相続税の節税対策は行っていますでしょうか?


相続税の節税対策を行うことで、場合によっては相続税の金額を何千万円も減らせることもあります。

日本では、三代に渡って財産を相続すると、財産がなくなると言われています。

これは、世界的にみても高い相続税率であり相続税対策は財産に直結することを示しています。

今後、節税対策の一つとしてリノベーションやリフォーム、設備設置が有効な策の一つになりますので、ぜひ今回課税価格について知っていただきたいと思います。


今回は、日本の相続制度、相続の節税対策における一つの考え方、「課税価格」についてお伝えいたします。



1.不動産オーナーが知るべき日本の相続制度

・包括継承主義

日本では、「包括承継主義」が用いられています。

包括継承とは、被相続人の財産及び債務のすべてが相続人に包括的に承継されることです。


日本では、限定承認の場合を除いて、包括承継主義を採用しています。

そのため、プラスの資産だけ相続して、借金だけ放棄するということはできません。

相続する場合は、原則、被相続人に帰属するすべての財産をまとめて承継することになります。

・日本の相続税率

日本では、3代に渡って相続すると財産がなくなると言われています。

これは、世界的にみても高い相続税率であり相続税対策は財産に直結することを示しています。

相続税は、最低税率で10%最高税率で55%の超過累進課税となっています。

超過累進課税は、課税所得額が大きいほど、税率も高くなる課税方式のことで、日本では相続税の他に所得税、贈与税などで、この累進課税方式が採用されています。

これは、所得や財産の多い人の方が税金を負担する能力があるだろう(「担税力」)という考え方と、所得の再分配のため、特定の人に財産が集まりすぎないようにするための仕組みと考えられています。

超過累進課税、相続法定相続分に応ずる取得金額と控除額 


2.不動産オーナーが知るべき日本の課税価格とは

・課税価格の算出

相続の課税価格は、次のような形になります。

遺産総額(不動産、金融資産、みなし財産)ー非課税財産(墓地、生命保険非課税枠分、公益財産)ー債務(借入金、※債務として相続人が負担とされるもの)+相続開始前3年以内に贈与された財産=課税価格


この計算式で出たものが、課税価格になります。

・課税価格を下げるためには

相続対策を行っていくにあたってポイントになるのが、課税価格を下げていくことになります。

遺産の総額を下げる、非課税財産を上げる、債務を上げる、これが結果として課税価格が下がるこれが相続対策です。

この部分をどのように上げて・下げていくかが、相続対策の大事な考え方になります。

課税価格の算出方法 


・相続対策の考え方

相続対策の考え方としては、実売価格(実際に売買される価格)と相続税評価額に大きくギャップがあるものに財産を組み換えていくことが重要です。

この実売価格が高く、相続税評価額の低いものに財産を組み換えていくことによって、課税価格を下げることが可能になります。

相続対策の考え方 

・優遇される財産とは

実際に相続対策に向いている財産の相続税評価額と実売価格のギャップについて見ていきましょう。

相続税評価額と実売価格の比較 

上の表は、ざっくりとしたイメージを掴んでもらうための数字となっています。個人における詳しい割合に関しては税理士さんにご相談ください。


相続税と相続税評価額について比べると、現金に関しては実売価格と相続税評価額は100%で全く同じになります。

家屋は60%、貸家は42%以下、タワーマンションは20%、リフォーム・ネット設備の設置などは0%となっており、相続税評価額が低いものは相続税対策として非常に有効なものになります。

リフォーム・ネット設備の設置は、節税効果にも良くさらに物件の性能自体も良くなるのでぜひ節税対策としてもご検討ください。

このギャップ(実売価格と相続税評価額の差が大きいもの)があるものに組み換えていくことによって相続税対策ができます。


3.不動産オーナーの相続税対策事例

相続対策は計画的に行うことが必要となってきます。次に、相続対策をした事例しなかった事例をご紹介いたします。

・相続対策しなかった場合

例:相続対策しない場合 

相続対策をしなかった場合、相続後にに200万円の相続税+1000万円のリフォーム代を払ってしまっています。

・相続対策した場合

例:相続対策した場合 

お父さんの生前に、1000万円のリフォームを行っていますので相続税評価額を下げた状態で相続を行ったのて、相続税がかからずに満室のアパートを手に入れています。


4.課税価格のまとめ

相続税の節税対策は生前に行っておかなければなりません。

その対策の一つが課税価格を下げることになります。

課税価格を下げるには以下のポイントが重要になります。

・遺産の総額を下げる

・非課税財産を上げる

・債務を上げる

しかし、財産の総額など場合によっては当てはまらない場合もありますのでどのような相続の節税対策を行うべきかは、相続専門の税理士さんに相談する必要があります。

個人個人に合った、最適な相続対策を行いましょう。

その際、リノベーションも有効な節税対策の一つになりますので、リノベーションについてご興味ある方はぜひ一度下記のリノベーション事例をご覧ください!


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リノベーションによる空室対策にご興味ありませんか?

アパート経営での空室増加はオーナー様の最大の悩みかと思います。  
入居率の低下そして家賃収入の安定がなければアパート経営自体が続かなくなってしまいます。  
空室対策の一つとしてリノベーションがあります。  
お部屋の価値を高め周辺のライバル物件より魅力的なお部屋にするリノベーションは、多くのオーナー様が実践しています。  

リノベーションによってオーナー様側も当然メリットはありますが、入居者側にもメリットは多いので、今後リノベーションによる空室対策がより有効的になってくるでしょう。    

今回は、実際にリノッタで扱った築年数が経過したリノベーションのお部屋事例をご紹介しながらご説明いたします!!  

〈目次〉

1.リノベーションによるオーナー側のメリット

・リノベーションによるオーナー側のメリット①|入居率が上がる可能性が上がる

・リノベーションによるオーナー側のメリット②|家賃アップの可能性が上がる

・リノベーションによるオーナー側のメリット③|節税効果になる

2.リノベーションによる入居者側のメリット

・リノベーションによる入居者側のメリット①|室内が新築同様にきれい

・リノベーションによる入居者側のメリット②|新築物件よりもリーズナブル

・リノベーションによる入居者側のメリット③|立地の良い物件であることが多い

3.築深物件リノベーション事例

・築深物件リノベーション事例①|物件概要

・築深物件リノベーション事例②|リノベーション前の印象

・築深物件リノベーション事例③|リノベーション後のお部屋

4.リノベーションを適切に的確に


1.リノベーションによるオーナー側のメリット

・リノベーションによるオーナー側のメリット①|入居率が上がる可能性が上がる

リノベーションによって、設備や内装、場合によっては外観が新しく綺麗に使いやすくなることで、物件の価値が高まります。
アパート経営において空室が続けば当然収益が減少します。  
リノベーションによって物件の価値を高めれば、入居検討者に選ばれる可能性も高まります。  
物件の価値が高まれば、空室リスクを回避でき、安定的な家賃収入を得ることができるでしょう。  

 

・リノベーションによるオーナー側のメリット②|家賃アップの可能性が上がる

リノベーションを施すことによって、これまで空室対策のため引き下げていた家賃を上げても入居希望者が増える可能性が広がります。  
家賃をアップした上で、入居率が上がればより大きな家賃収入のアップが期待できます。  

 

・リノベーションによるオーナー側のメリット③|節税効果になる

リノベーションは効果的な節税対策にもなります。  
相続税と相続税評価額について比べると、現金に関しては実売価格と相続税評価額は100%で全く同じになります。 
一方で、リノベーション(リフォーム)、ネット設備などの相続税評価額は、0%です。 
物件の価値としては、大幅にアップしますが、物件に対する相続税評価額は変わりません。 
こちらは、相続税対策として非常に有効なものになります。  

 

2.リノベーションによる入居者側のメリット

・リノベーションによる入居者側のメリット①|室内が新築同様にきれいでデザイン性に優れている

リノベーションが施された物件は、外観が多少古いイメージでも、内観は新築同様にきれいになっています。  
したがって、内観のきれいさを重視する入居検討者にも候補に入る物件になるでしょう。  

 

・リノベーションによる入居者側のメリット②|新築物件よりもリーズナブル

リノベーション物件は、家賃面において、同じような立地や間取りの新築のお部屋よりもリーズナブルな物件が多いです。  
同じような築浅の物件と変わらない綺麗な部屋に、リーズナブルな家賃で住むことができます。  

 

・リノベーションによる入居者側のメリット③|立地の良い物件であることが多い

築年数が経過している物件は立地が良い場合が多いです。 
駅やスーパーなどが近くに欲しいというニーズは変わらずあります。
そうした築年数が経過しているリノベーションの物件はより入居物件の優先度が上がるでしょう。

 

3.築深物件リノベーション事例

・築深物件リノベーション事例①|物件概要

今回は、築28年鉄骨造の中古マンションにリノベーションを施したお部屋をご紹介します。  
こちらのマンションは立地については悪くありませんでしたが、年数が経つにつれてだんだんと入居者が減ってきていました。

住所:石川県金沢市 
築年数:28年 
構造:鉄骨 
間取り:1K 
広さ:22.8m2 
洋室7.6畳 
キッチン2.5畳

・築深物件リノベーション事例②|リノベーション前の印象

間取りは、一般的な1Kタイプで問題はありませんでしたが、デザインに問題がありました。 
このお部屋の印象は、可もなく不可もなくということで、なんとなく年期を感じる部分もあります。 
この様な事情もあり、立地は悪くはないですが不人気となっていました。 2  

・築深物件リノベーション事例③|リノベーション後のお部屋

こちら築28年のお部屋です。とてもそんな風には見えないかと思います。  
このお部屋をリノベーションし、完成したのが「シャビーシックライフ」というコンセプトのお部屋です。 
コンセプトと同時に住んでいただきたい方のターゲットも絞りました。 
イメージは、30代の社会人に向けた、大人な雰囲気なお部屋をイメージしリノベーションしています。

4.リノベーションを適切に的確に

空室対策におけるリノベーションは、非常に効果的な手法です。  
しかし、どの部屋にもリノベーションをすれば良いというわけでは決してありません。  
顧客のニーズと現状の把握をしっかりと行った上で、適切な空室対策を行うことが一番のアパート経営における成功の道かと思います。

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今回ご紹介したリノベーション事例についてより様々な事例を知りたいと思った方は、ぜひ下記の画像をタップしてご覧ください。

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今回は、築46年の県営団地をコスト50%カットでコンクリート打ちっぱなしのリノベーションを行ったリノベーション成功事例をご紹介致します。



1.物件概要

・入居率80%

・築46年

・RC造

・3LDK

立地は金沢駅から南へ車で10分の立地でエリアとしても人気のない場所でした。


2.問題点

外観の劣化も激しくとにかく人気のない物件でした。 

また、家賃を2万円代まで下げましたが入居に苦戦している団地でありました。 

また間取りですが、LDKが10.5畳、和室が3つ、水回り(キッチン・トイレ・浴室・洗面台)も狭く劣化が激しい状態でした。

こちらの団地を不動産投資として通常のリノベーションを行おうとするとコストがかかりすぎリターンが合わなくなってしまいます。

リノッタ


3.リノベーション内容

不動産投資を行い、家賃を上げても投資効率が悪くリターンが見込めない状態でありましたが、この「既成概念を壊す」といった目的意識でプロジェクト(不動産投資)を始めていきました。

本来は必要な壁・床・扉ですが、今回はコンクリート打ちっぱなしで広いワンルームにするため、壁・床・扉は作らない方向でプランニングを行うこととしました。

海外では大きなワンルームやリビングは人気です。そしてそれは、日本でも同様に人気です。

壁・床・扉は作らず、部屋数も増やさずリノベーションを行っていくため、コストは340万から170万までカットすることが可能となりました。

・リノベーション内容①|3LDK→1Rに間取り変更

本来は必要な壁・床・扉ですが、今回はコンクリート打ちっぱなしで広いワンルームにするため、壁・床・扉は作らない方向でプランニングを行うこととしました。

海外では大きなワンルームやリビングは人気です。そしてそれは、日本でも同様に人気です。

壁・床・扉は作らず、部屋数も増やさずリノベーションを行っていくため、コストは340万から170万までカットすることが可能となりました。

・リノベーション内容②|パレットを設置

自由に変身できるお部屋「トランスフォームライフ」 特徴としては、大きなお部屋にパレットが置いてあるのがポイント!

床・壁・天井は全てコンクリート打ちっぱなしで、とにかくコストカットをしていきました。

キッチンに関しては劣化が目立っていましたが、キッチン扉は塗装し、取手もメッキタイプに取り返し、既存のキッチンはそのままに表層的に綺麗にしました。

パレットは入居者のライフスタイルに合わせて移動が可能ですので、様々な形にカスタムすることができます!!

特徴としては、大きなお部屋にパレットを設置したのがポイントになります。

キッチンに関しては劣化が目立っていましたが、キッチン扉は塗装し、取手もメッキタイプに取り換え、既存のキッチンはそのまま使用し、表層的に綺麗にしました。

パレットは入居者のライフスタイルに合わせて移動が可能ですので、様々な形にカスタムすることができます。

こんな自由自在なお部屋、なかなかありませんよね。

リノッタ、リノベーション、団地、パレットパレットは自由自在に移動可能です。 

・リノベーション内容③|物件名変更

こちらの物件名、ネーミングも変更いたしました。

住む人、それぞれが自分らしく楽しく満足できる団地をみんなで作っていけたらという想いで、「CONTENTO=嬉しい、満足」という建物名にしました。

ロゴタイプに関しては、優しく嬉しい印象を出すため、CとOは正円に、角は優しくアールを取りました。

物件名を変更するというのも空室対策における有効な手法と言えます。

リノベーション、リノッタ


4.リノベーション完成後

リノベーションをした結果この団地の空室期間は本当に長く空室だったため不明ですが、リノベーション後は驚異30日での満室となりました!

収益はなんと60%アップを達成いたしました!!

シンボルマークは住む方がそれぞれの暮らしがあります。ライフスタイルも違うので明かりが付いていたり、消えたりしているイメージとしました。

また、外観に関しても劣化が激しかったため、塗装を行う際にデザインを取り入れながら外壁塗装を行いました。

デザインを入れても塗装の金額は変わりませんので、塗装を行う際、今の時代のトレンドやニーズにあったデザインを取り入れることで、物件の資産価値を高めることができます。

CONTENTOといった名称に相応しい印象になるため優しい色使いの外観に、仕上がっております。

室内のリノベーションも続々と行っており、トータルの年間収入は、1室当たり、184万円アップでを13室、リノベーション2210万円を達成いたしました。

リノベーション、リノッタ例えばこんなインテリアに♪ 


5.リノベーション事例まとめ

アパート経営における空室は確かに難しく厳しい問題ですが、リノベーションを行うことで、資産価値を高め、入居率、家賃をアップさせるチャンスでもあります。

そのためにもしっかりとコンセプトを定め、リノベーションの計画を立てて実施していくことが重要になります。


今回ご紹介した事例以外にも、リノベーション事例を紹介した動画がございますので下記の動画より是非一度ご覧いただければ幸いです。


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また、空室改善によるリノベーションでお困りごとがあれば、是非一度リノッタまでお問い合わせください。




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